あっという間に1980年になり、
あっという間に20年もROCK'N ROLLしてしまった。
いろんな人達に悪口をたたかれ
いろんな人達にけむたがられ
いろんな人達に支持されて
いろんな人達に歌って来た・・・・・・・・
BAND BOYとしてSTARTして
高校退学、リーゼントにマンボズボン
赤いジャンパーに、ジャック・ナイフ
盛り場をはいかいして、
やったり、やられたり。
ROCK'N ROLLに夢を託して
ROCK'N ROLLに掛けてしまった俺。
今日が楽しければ、
今日HIGHになって、
眠れる事だけで生きてしまった。
ストイックに生きようとして
デタラメに生きてしまった俺。
パンクやるには、少し分別がありすぎ。
ナツメロ歌手には、ヒット曲皆無。
プロダクションやるには、経営能力ゼロ。
プロデューサーには加藤和彦に軍配。
マネージャーでは、ツッパリすぎ。
プロモーターではウドー氏ともめすぎ。・・・・・・
数年ぶりの兄貴が「お前、先の事は考えているのか」と
言いやがった。
今日と明日位かな・・・・・・・・
俺が選んだんだ、歌ってやるぜ ROCK'N ROLLを!
生きてやるぜ、It's Only ROCK'N ROLL
But I Like It.
ありがとう、紳士淑女、弟妹諸君
よろしくで・・・・・・・・・・・・・・
内田裕也
ROCK'N ROLL BaKa
at NIPPON BUDOKAN(pamphlet)より
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